プロミスで借りたら返済できずに借金地獄になっちゃうの?
プロミスでお金を借りたいけど、返済に困って借金地獄になってしまうんじゃないかと不安に思う方、少なくないと思います。
実際にプロミスでお金を借りた方の中にも返済がなかなか進まず、完済まで苦労した話はよく聞きます。
お金を借りることになっても、返済の苦労はできればしたくないですよね。借りたお金は早く完済してしまいたいもの。
プロミスでお金を借りて借金地獄に陥り、最終的には親に泣きついて弁済してもらったり、弁護士の先生に債務整理をお願いするようなことにはなりたくありません。
プロミスで借りても借金地獄にならないために、どんなことに気をつけたらいいのか解説しますね。
プロミスは月々の返済額が少なくてラク。でもそこが落とし穴?
プロミスでお金を借りると本当に借金地獄になってしまうのか。
まずは主なカードローンの毎月の最低返済額を見てみましょう。
5万円借入時 | 10万円借入時 | 30万円借入時 | 50万円借入時 | |
---|---|---|---|---|
プロミス | 2,000円 | 4,000円 | 11,000円 | 13,000円 |
アコム | 3,000円 | 5,000円 | 13,000円 | 15,000円 |
アイフル | 4,000円 | 4,000円 | 11,000円 | 13,000円 |
SMBCモビット | 4,000円 | 4,000円 | 11,000円 | 16,000円 |
この表を見てわかる通りプロミスは他社カードローンに比べて、毎月の最低返済額がやや少なめに設定されています。
プロミスは毎月の借入残高に応じて返済額が変わる「残高スライド元利定額返済方式」を採用しています。
借入残高が30万円以下の場合は、
借入後残高 × 3.61% (1,000円未満切り上げ)
という計算式でプロミスへの毎月の返済額が決まります。
プロミスで借入残高が10万円の場合は、
10万 × 3.61% = 3,610円
1000円未満は切り上げなので、その月の返済額は4000円になります。
借入残高が7万円の時は、
7万 × 3.61% = 2,527円。切り上げでその月の返済は3000円ですね。
借入残高が5万円以下の時は月々2,000円の返済です。
返済額が少ないのは借金地獄への巧妙なワナ?
しかし、ここで考えてみてください。
5万円を毎月2000円ずつで返済していたら、元本だけでも返済回数は25回になりますよね?
実際には利息の加算もあるので、返済回数は25回よりさらに増えます。
気をつけたいのは、プロミスの提示する毎月の返済額で返済を続けていたら、5万円を25回、2年以上もかけて返済することになる、という点です。
これは毎月の家計に対しては金額が少ない分、優しいです。
しかし同時に返済期間が長くなることで利息の総支払い額も大きく膨らみます。
これがいつまでたっても返済が終わらない。プロミス地獄などと呼ばれる大きな原因の一つになっているのです。
毎月少しづづの返済では、完済までの利息の支払いが多くなってしまいます。
返済回数が多いほど利息が高くなる借金地獄の落とし穴
ここでプロミスで10万円を借りて(年率17.8%)、
- 12回で返済した時
- 24回で返済した時
- 36回で返済した時
の総支払い額を比べてみましょう。
プロミス公式サイトにある返済シミュレーションで試してみた結果は以下の通りでした。
- 10万円を12回で返済
元本:100,000円 利息:9,894円 返済額:109,894円 - 10万円を24回で返済
元本:100,000円 利息:19,578円 返済額:119,578円 - 10万円を36回で返済
元本:100,000円 利息:29,765円 返済額:129,765円
このように、同じ10万円を借りても、返済回数が多くなるほど利息の返済額は多くなります。
プロミスでお金を借りた場合、毎月の最低返済額が少ない分、プロミスから言われるままに普通に返済していたら、なかなか返済は終わりません。返済利息は膨らんでいきます。
いつまでも返済が終わらない借金地獄になってしまわないために、プロミスでお金を借りたら、プロミスが提示する最低返済額ではなく、繰り上げ返済、一括返済を進めることが必須なのです。
プロミスの最低返済額も払えない時は利息分だけ払うように相談を
本当に生活がピンチで最低返済額も払えない場合も、時にはあるかもしれません。
そんな時は返済日が来る前にまずプロミスコールに連絡してオペレーターさんと相談しましょう。
返済日前に相談した結果、その月の返済は利息分だけの返済にしてもらえることがあります。
「今月は返済ができそうにない」と諦めて、プロミスに連絡さえしないのは絶対にダメです。
連絡なしで返済を遅らせると遅延損害金が追加で発生するばかりでなく、個人信用情報に事故情報が掲載され、いわゆるブラックリストに載ってしまいます。
そうなると低金利のローンに借り換えたり、他の金融会社からお金を借りて返済に当てるということもできなくなります。
今月はどうしても返済できない、そんな時も「待ってもらえませんか?」等、きちんとプロミスに事前に連絡することが大切です。
利息分だけの返済で済ますジャンプは繰り返すとまさにプロミス地獄へ
金融会社に相談して利息分の返済だけで1回の返済をやり過ごす行為。
これは金融用語でジャンプと呼ばれます。
元金を全く減らさずに返済を一ヶ月先に伸ばすことになります。
ただし、ジャンプすると返済が一ヶ月先に伸びただけでなく利息を一回分多く払うことになるので注意が必要です。
ジャンプを何度も続けていると、元本が全然減っていない上に残った元本からさらに利息が発生するので、いつまでたっても返済が終わりません。
プロミス側にとっては利息だけをひたすら払ってくれる、とてもありがたい?顧客ということになります。
そのためプロミスへの返済が厳しいときのオペレーターさんへの「ジャンプしたい相談」は割とすんなり応じてもらえます。
しかしそれでは利息だけを払い続ける、まさにプロミス地獄になってしまいます。
プロミス地獄といっても、これは別にプロミスだけに当てはまることではありません。
アコム、アイフル、SMBCモビットなど、他社の消費者金融系カードローンや銀行カードローンでも同じことが言えます。
ジャンプを続けていたら、いつまでも借金がなくならない借金地獄になるのは言うまでもありません。
プロミスの早期完済が難しいなら低金利のローンに借り換えを
プロミスでの利息の返済が苦しいと感じるなら、他の低金利のカードローンやおまとめローンに借り換えてしまうのも一つの方法です。
プロミスに比べて毎月の最低返済額は高くなるデメリットはありますが、そこを耐えれば早期完済に向かうはずです。
借り換え先のカードローンは「借り換えOK」をきちんと告知しているところがよいです。
借り換え先として人気があるのは楽天銀行カードローンなどのネットバンクや地方銀行のカードローンですが、銀行カードローンは今は他社借入中の方の新規申し込みは審査が非常に厳しくなっています。
当サイトで一番のおすすめはアイフルの貸金業法に基づく借換ローンです。
おまとめローンなのでプロミスなど他のカードローンからの借り換えが可能で、おまとめローンの融資額が100万円を超えると金利も年率15.0%になります。
100万円以上の借り換えなら年率18.0%などの通常のカードローンより金利が下がります。
消費者金融でも貸金業法に基づく借換ローンについては総量規制対象外となり、年収の1/3を超える金額になっても借入が可能です。