- 他社借入あって審査が不安。大手ではアイフルのカードローンが最も狙い目。
- 銀行や大手消費者金融で審査が通らない方は中堅・中小の消費者金融へ。
- 総量規制で借りれない場合はアイフルの貸金業法に基づく借換ローン「借り換えMAX」を利用する。(※通常申込み後にオペレーターさんに「借り換えローンを利用したい」と伝えること)
- 無職でも厚生労働省の生活貧困者自立支援制度などでお金を借りれる。
どうしてもお金を借りたい。審査に通る方法は?
どうしてもお金を借りたい!
どうしてもお金が必要だけど、三井住友銀行カードローンなど大手の銀行カードローンでは審査に通らない。
プロミスのカードローンを申し込んだのに、こちらも審査に落ちてしまった。
プロミスがダメならアコムをと思い申し込んだけど、借りれなかった。。。
大丈夫です!!
どうしてもお金を借りたいけどどこからも借りれないとき、どうすれば借りれるのか、審査に通るのか。
審査に通らない、借りれない要因は人によって異なります。それぞれの要因を紐解きながらお伝えしていきますね。
どうしてもお金を借りたいけど借金で審査が不安。大手ならアイフルが狙い目!
どうしてもお金を借りたいけど、すでに他社借入があり審査が不安な方にまずおすすめしたいのが、アイフルのカードローンです。
というのも、アイフルは特に他社借入がある方にとっては他の大手消費者金融よりも審査通過に有利な材料が揃っているのです。
アイフルは審査通過率が良い。大手で唯一銀行系列に属さず他社借入の影響も少ない。
まずは主要な大手消費者金融系カードローンの2018年10〜12月の審査通過率(成約率・新規貸付率)を調べてまとめてみると、以下のようになります。
※レイクALSA:新生銀行グループ2018年度第3四半期決算・ビジネスハイライトより抜粋。※アイフル:アイフル株式会社2019年3月期第3四半期決算説明資料より抜粋。※アコム:アコム株式会社2019年3月期第3四半期決算DATABOOKより抜粋。※プロミス:SMBCコンシューマーファイナンス株式会社2019年3月期第3四半期決算資料より抜粋。
この時期で最も審査通過率が良かったのはプロミスで、45.9%です。
しかしアイフルは45.8%で、TOPのプロミスとの差はわずか0.1%しかありません。
その上、アイフルは大手では唯一、銀行系列に属さない独立系金融会社で、他の金融会社とは資金面・経営面でも関わりが薄いのが特徴です。
例えばプロミスはSMBCグループに属する会社のカードローンです。
系列のSMBCモビットや系列の銀行カードローンでの借入があると、同じ経営母体からの借入となってしまうため、審査の可否や融資枠などで不利になることがあります。
しかしアイフルはどの銀行グループにも属さないため、他社での借入が審査に影響する可能性が他のカードローンよりも少ないのです。
アイフルは貸金業法に基づく借換ローンによる他社からの受け入れにも積極的
アイフルでは貸金業法に基づく借換ローンによる他社からの借り換えの受け入れにも積極的です。
アイフルの貸金業法に基づく借換ローン「借り換えMAX」は、他の大手消費者金融では借り換え対象となっていない、銀行カードローンやクレジットカードのリボ払い残高の借り換えも条件によっては可能です。
借り換えローンは貸付対象者に借金があるのが大前提で融資額も大きい金融商品です。
そのため通常のカードローン商品よりも貸付リスクは高いです。
それだけに借り換えローンを積極的に取り扱う会社は、他社よりもリスクをとって融資していると読み取れます。
このようにすでに借金があるけどお金を借りたい方にとって、アイフルは他のカードローンよりも借入に有利な材料が揃っているのです。
どうしてもお金を借りたいなら中小消費者金融も検討すべき
中小の消費者金融なら、収入がきちんとある方であれば金融事故などいわゆるブラックの方でもお金を借りれる場合があります。
中小の消費者金融の場合、大手消費者金融の審査に落ちてしまう方でも、特定の条件に限り審査基準を広げて融資対象としています。
例えば中堅消費者金融のフクホーでは、任意整理や個人再生など債務整理後の借金をきちんと完済した方であれば、個人信用情報に事故情報が残っていても融資する場合があります。
ライフティなら現在の借入件数が多い方でも総量規制の枠が残っていれば借りれる場合があります。
中小の消費者金融でも無職・無収入の方、他社借入中の方で今現在返済に延滞や滞納がある場合はお金を借りることは難しいです。中小とはいえ貸金業者ですので、お金を返さない人・返済能力がない人にはさすがに融資はできません。
中小の消費者金融でも金利はアコムなど大手とほぼ同じ
中小の消費者金融は大手の消費者金融より金利がさらに高いのでは?と心配する方もいるでしょう。
中小消費者金融でも金利は利息制限法により、融資額10万円までは年率20%、10万円以上100万円未満は年率18.0%、100万円以上は年率15.0%までと決められています。
これは大手消費者金融とまったく同じ上限金利であり、これ以上に高い利息を要求されることはありません。
返済が遅れた場合の遅延損害金も年率20%を超えることはありません。
金利については大手でも中小消費者金融でも同じ水準なので安心してください。
銀行や大手消費者金融のカードローンの審査が通らない原因
銀行カードローン(三井住友銀行カードローンなど)、大手消費者金融カードローン(アコム、プロミスなど)では、融資の審査がかなり自動化されています。
そのため、収入や勤続年数など属性に関する条件を満たせなかったり、返済遅れなどの金融事故があれば、無条件に足切りされて審査に通らないことも多いです。
カードローンの審査に落ちる原因には、以下のようなものがあります。
- 金融事故がある(借入の返済遅延、銀行残高不足による携帯料金・カード払いの不能など)
- 債務整理をした(自己破産、任意整理、個人再生など)
- 貸付の制限・規制(他社借入件数が多い、他社借入金額が多い、総量規制など)
- 申込ブラック(短期間で2件以上の複数のカードローンに申し込む)
- 無職・無収入
- 属性不良(年齢制限、勤続年数・年収が少ない、勤め先・勤務形態が不安定など)
- 虚偽申告(収入などで嘘をついて申し込む、他人名義で申し込むなど)
- 貸付自粛要請を受けている(本人・家族が信用情報機関に貸付自粛を要請した場合)
20歳以上で会社員として働いている方が初めてカードローンを申し込む場合はほぼ審査に通りますが、上記にひとつでも該当すれば審査には通らなくなります。
大手消費者金融でも新規申込者の審査通過率はおよそ50%前後です。
カードローンの審査に通らない・否決されてしまうことは、決して珍しいことではないのです。
どうしてもお金を借りたいが総量規制でこれ以上お金を借りれない場合は?
どうしてもお金を借りたいけど、総量規制による年収の1/3の貸付制限に引っかかってしまって、これ以上借りれない。
そんな場合は、現在の借入の一部または全部を総量規制対象外の借入に借り換える方法があります。
総量規制対象外の借入には銀行のカードローンやフリーローン、消費者金融の貸金業法に基づく借換ローン・おまとめローンなどがあります。
しかしメガバンクをはじめとする銀行カードローンやフリーローンの審査は非常に厳しくなっているため、審査に不安がある方にはおすすめできません。
一方の消費者金融の場合、アコムやプロミスなどのカードローンで契約中の方はオペレーターさんに相談して、現在の借金を貸金業法に基づく借換ローンにそのまま借り換えることができることがあります。
またアイフルの貸金業法に基づく借換ローン「借り換えMAX」であれば、通常申込み後のオペレーターの電話連絡で借り換えローンを利用したい旨を伝えると詳しく案内してもらえます。
貸金業法に基づく借換ローンへ現在の借金の移動ができれば、ひとまず総量規制の制限の枠にも余裕ができます。ただし意志が強くないと純粋に借金が増えることにもつながるので注意が必要です。
どうしてもお金を借りたいが無職で借りれない。そんな時は?
無職だからこそお金がないからお金を借りたい!
その気持ち、よくわかります!
就職活動にもお金はかかるし、仕事をしていなくても最低限の生活費は必要ですからね。
無職になる前、まだ仕事をしていた時にカードローンの契約をしておけば、無職になってもそれが金融会社にバレるまではお金を借りることもできます。
ただ、やはり無職の人が新規で申込をしても、お金を貸してくれる銀行や消費者金融はさすがにありません。
カードローンでお金を借りるなら、実質的には仕事をしていなくても、まずは無職でなくなる方法を考えましょう。
派遣会社に登録だけしてみる。無職でもメルカリ販売やクラウドソーシング等で多少収入のある人は個人事業主として届け出るなど、世間的に無職の状態から脱する方法はあります。
無職でもお金を借りる方法はある!
無職ではカードローンの契約はできませんが、他の方法でお金を借りれる場合があります。
生命保険に入っている方なら、生命保険契約者貸付制度があります。
生命保険の解約払戻金を担保にして保険会社からお金を借りれる制度です。生保に加入している方は確認してみましょう。
会社の倒産など自分の責任によらない理由で無職になった方は、全国のろうきんで行なっている勤労者生活支援特別融資制度を受けられる場合があります。
また、平成27年4月からは厚生労働省で生活困窮者自立支援制度が始まっています。病気等で働けずやむなく無職になっている方は、生活困窮者自立支援制度を利用して家の家賃などを借りれる場合があります。
生活困窮者自立支援制度は各市町村の社会福祉協議会が窓口となって相談を受け付けています。一度相談してみるとよいでしょう。
カードローンの審査は通らないが今すぐどうしてもお金を借りたい場合は?
どうしてもお金を借りたいけど、カードローンの審査には通らない。それならカードローン以外でお金を借りる・調達する方法を考えるしかありません。
家にある不用品やゲーム機器などをヤフオクやメルカリで売るのも一つの方法です。
また、限りなくグレーではありますが、クレジットカードのショッピング枠現金化や携帯キャリア決済現金化などの方法もあります。
最終的に親や友人・知人に頭を下げてお金を借りるのも、どうしてもお金が必要なら検討するべきでしょう。
どうしてもお金を借りたいからと、闇金・ソフトヤミ金からはお金を借りないこと!
どうしてもお金を借りたいからと、正規の貸金業者ではない、いわゆる闇金・ソフトヤミ金からお金を借りるのはいけません。
お金を借りれたとしても、高金利の利息の請求はもちろん、完済できるのにいつまでたっても完済させてもらえず利息だけを請求されるなどのトラブルが確実に起こります。
ヤミ金と手を切りたくても警察は民事不介入なので、よほど悪質なヤミ金でなければすぐには対応してくれません。
一度ヤミ金に関わってしまうと、借りたお金以上の費用負担がほぼ確実に発生します。
だからどうしてもお金を借りたいといっても、闇金・ソフトヤミ金からは絶対にお金を借りないでください。
どうしてもお金を借りたい時の対処法まとめ
どうしてもお金を借りたいけど審査が不安、審査に通らない。借りれない。
こうした悩みの対処法を状況別にそれぞれ解説してきました。
- 他社借入あって審査が不安。大手ではアイフルのカードローンが最も狙い目。
- 銀行や大手消費者金融で審査が通らない方は中堅・中小の消費者金融へ。
- 総量規制で借りれない方はアイフルの貸金業法に基づく借換ローン「借り換えMAX」へ。(※通常申込み後にオペレーターさんに「借り換えローンを利用したい」と伝えること)
- 無職でも厚生労働省の生活貧困者自立支援制度などでお金を借りれる。
まとめるとこのようになります。
ヤミ金に手を出さなくてもお金を借りる方法はいくつもあります。
ただし収入を超えた無理な借金にはならないよう返済計画はきちんと立てて、借りたお金の返済を進めていくことが大切ですよ。